COLUMN

昔のランドルフ作品で遊んでみた

能勢良太メビウスゲームズ

コレクターのご厚意により、かなり前に販売されていた日本版Alex Randolphのゲームを遊ばせていただきました。

セブンアップ  発売元:クローバー

二入り用ゲームで、互いに色を決め、自分の色を消さないように、相手の色を消すようにLまたはI型のカバーをするゲームです。

スクエアオフ 発売元:エーワン

これも二人用スピードゲームです。
25マスに24個の正方形のピースを入れて、それをスライドさせて目的の形にするパズルの応用ゲームです。
自分のサイドに、一方の色のピースを入れます。この時、ピースに描かれた▲の先端が相手に向くようにします。ボード中央にはA~Eのマークが描かれた板が置かれています。プレーヤーの一方がA~Eのひとつを宣言し、相手がサイコロを振ってゲームスタートです。このゲームには手番はありません。決めた板から数字が書かれた枠までの道を先につくった方が、その板を獲得します。これを続けて、3枚獲得したプレーヤーの勝ちです。

スポッツゲーム 発売元:エポック社

4色のコマが入った袋から、コマを4つ取り出して、自分の前に置きます。
手番には、コマを1つ自分の前から取ってボードに置きその分補充します。ゲームの目的は、4色が縦横斜めいずれでも直線で連続するように並べることです。色の順番はありません。同じ色が続いたり、途中に空間があってはいけません。とにかく、4色を連続して並べることができたら1ポイントでなおかつ、手元に残っている3つのコマを使って連続手番ができます。これでもポイントが獲得できたら、また連続手番です。元々4つしか手元にコマはありませんので、最高で4回の手番が行えます。手番の最後には使った分補充します。

以上3つのゲームでは、いずれもAlex Randolphの名前が箱に描かれています。
おそらく、1970年代に作られたもので、当時、ツクダのオセロが大ヒットしたため、2人用ゲームを各社がこぞって出したものではないかと思われます。